中学 附属校合同英語合宿に参加しました

2017.7.28

 オールイングリッシュの附属校合同英語合宿に22名が参加しました。
 7月23日、24日の1泊2日で、立命館大学衣笠キャンパスにて開催された附属校合同英語合宿に、本校中学生1年生~3年生22名が参加しました。これは生徒たちが学校から飛び出し、他校の生徒と協同で学習しながら2日間英語漬けで過ごし、英語力および英語学習へのモチベーション向上を目指したプログラムです。70名弱の中学生たちと、TAとしてボランティアの国際系コースの高校生や留学生数名が参加し、学校の枠を越えた取り組みとなりました。
 1日目当初、生徒たちはオールイングリッシュの環境に緊張した表情でしたが、様々な交流のアクティビティーですぐに学年・学校問わずに打ち解け、笑顔が見られるようになりました。留学生12名を迎えた後は各グループでの交流です。昼食も留学生たちと共に食べ、中には昼休みを利用してジェスチャーゲームを楽しむグループもありました。
 そしていよいよメインのプレゼン活動が始まりました。担当の留学生に質問し、聞き出した情報のみを元に、その国の観光大使となってアピールする、という発表内容です。パソコン類も使えないので、手描きの資料を作成しなければなりません。夜のお楽しみの英語活動をはさみながら、11時の就寝時間ギリギリまでプレゼンの準備をグループで協力して行う姿が見られました。
 2日目、朝は英語のラジオ体操で元気よくスタートしました。衣笠キャンパスへ移動すると、いよいよプレゼンテーションの発表です。パソコンで調べたのではない、留学生たちから集めた生の情報は聴衆を魅了しました。ジャッジであるネイティブの先生たちも、初めて聞く情報が多くあり、とても面白かったと講評で述べられるほどでした。また、手描きの温かみのある資料が素晴らしく、その国の言葉で歌を披露するなど工夫を凝らした演出に、中学生たちの創造性の素晴らしさに参加した教員たちも皆が驚かされました。どのグループのプレゼンテーションも興味深く、参加したどの生徒も真剣に耳を傾けていました。
 2日間の限られた時間ではありましたが、とても充実した英語合宿となりました。生徒にとって、今後の英語学習への大きなモチベーションとなりました。今後も催される様々な英語のイベントに、生徒たちが積極的にチャレンジしてくれることを願います。

【参加した生徒たちの感想より】
「普段は絶対できないような留学生との深い交流や、自分から英語で話しかける機会が自分にとってすごく特別な経験となった。また同じような機会があれば参加したい。」(3年生)
「宇治の人たちとは初めて会って、仲良く話せるかと思ったけど、すぐに打ち解けられて良かったです。はじめ1日でプレゼンの準備をするなんて絶対に無理だろうと思っていたけれど、実際にやってみると、まじめにやればできるんだなと思いました。このEnglish Campですごく英語の力がついたと思います。」(2年生)
「最初は知っている人も少なくて心細かったけど、友達もできて、とても楽しかった。また参加してみたいと思った。英語の楽しさが分かった。」(1年生)