中3 女子相撲 野崎舞夏星さん講演会 ~Rのチカラ vol.2~

2018.6.25

 6月21日(木)にメディアホールにおいて中3対象に「Rのチカラvol.2」を開催しました。
 今回の講師は立命館大学スポーツ健康科学部4回生の野崎舞夏星さんにお願いしました。野崎さんは6月10日に放送された「情熱大陸」でも取り上げられた女子相撲のトップ選手です。テレビなどでもご覧になられたことがあるのではないでしょうか。
 野崎さんは4年間の大学生活、相撲選手としての経験を語っていただきました。特に、怪我を乗り越えることや、日本代表になれなかったこと、失敗をどのように乗り越えたのかという話を多くしていただきました。質疑の時間では「トレーニングをどのようにしていますか」「私もチームでうまくいかないことがあるがどうしたらよいか」など多数の質問がでました。質問に便乗して腕相撲してくださいという男子の申し出にも快く応じてくれました。結果は野崎さんの圧勝!でした。
 最後の質問は「大学4年間を漢字一文字で表すとどの字を選びますか?」でした。野崎さんが色紙に書いたのは「未」。「これは達成できたかった「未だ(いまだ)」という意味と共に私の4年間は「未」来につながっている意味で選びました。」という立命館人としての心意気を感じる言葉で講演が締めくくられました。
 これからも高大連携での学問的な内容にこだわるだけではなく、立命館のつながりを感じる取り組みとして「Rのチカラ」を育てていきたいと思います。

【生徒の感想】
■講演ありがとうございました。4年間の漢字を質問した者です。後ろから見ていた時に、あまり躊躇がなく書いておられたので、自分のことが本当に良くわかっていて、すごいなと思っていました。自分の名前に「未」が入っていたので、少しびっくりしていました(笑)。 今日の講演では、努力して報われるとは限らない、けれどそれは損にはならない。ということが野崎さんの体験談を聞いてよく分かりました。私は空手とバスケをしていますが、努力しても報われないことが多々あります。そんな中、野崎さんみたいにその報われなかった経験を何かに活かそうなんて考えていませんでした。 今日、これから私はたくさん失敗して報われないことがあっても、それを何かに活かせる道を探そうと決めることができました。本当に今日はありがとうございました。

■自分がしたいことを見つけるのはちょっとした偶然で、それをずっと好きでいられるのは努力の証だと思った。私は好きなことを見つけられないので今日のお話をずっと自分の心の中に覚えて、いつか本当に好きなものを見つけたい。

■とても目が輝いていてすごいなと思いました。私は何かに一生懸命になったことがなくて、そんな聴いている自分がちっぽけに感じました。話している時の野崎さんに憧れました。これからもっと何事にも一生懸命に取り組もうと思います。本日は講演に来てくださり本当にありがとうございました。