中1 京都新聞「声」に掲載

2018.11.22

 11月7日(水)の京都新聞朝刊「声~若いこだま」の欄に、中学1年生の吹原秀明さんの投稿が掲載されました。12期生のNIEの取り組みとして、7人目の掲載となります。
 今回、特にテーマは設けず、普段考えていることや興味を持っていることなどについて書きました。
 吹原さんは自ら被災した地震体験を切り口に、報道のあり方について考えました。私たちの日常の中にも、思いやりを持って発したつもりの言葉がときに人を傷つけることがあります。相手が味わっている痛みを本当の意味で理解することは難しいかもしれませんが、どれだけ相手の立場や思いに寄り添って考えることができるかが問われています。自分が発する言葉の重みを考えながら、その上で自分の思いを伝えることが大切なのではないでしょうか。
 NIEの活動は、新聞を「読む」活動と共に、自分の体験を言葉にしてまとめ「書き」、新聞を発信の場としていくものです。自分の体験をまとめることの積み重ねは、生徒一人一人の未来の自分自身を支えていくのだと思っています。その思いと共に、本校のNIE活動をこれからも継続して行います。

(国語科:武藤希帆)