中3 「言の葉大賞」で最優秀賞を受賞

2019.3.25

 3月23日(土)京都国際会館ホールにおきまして、第9回「言の葉大賞」の授賞式が開催されました。

 中学3年生の阿部瑞希さんが中学校部門の最高賞である最優秀賞を受賞、中学3年の草野菜名星さん、藤村真帆さんの2名が入賞を果たしました。また、今年度は優秀な作品が多かったことが評価され学校賞を受賞しました。
 このコンクールは一般社団法人言の葉協会が主催、柿本商事株式会社、言の葉大賞実行委員会の共催(後援:内閣府、外務省、文部科学省、京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都商工会議所、北海道新聞社、京都新聞、NHK京都放送局、KBS京都、日本郵便株式会社)で実施されています。今年度は昨年度より3,600件ほど増えて18,558件の応募があり、その中から選ばれました。中学生部門9,657件から、最優秀賞5件、優秀賞13件、入賞59件です。
 阿部さんは昨年の入賞に続いての受賞となりました。表彰式は京都大学総長の山極寿一総長の基調講演、表彰、女優の檀ふみさんにより受賞作品の朗読などもありなかなか体験できない1日となりました。

今年のテーマは「「未来の自分」を描いたとき」

 阿部さんは「大切なことはノートの中に」と題し、10年前に書いたノートを見つけたときの気持ちからストーリーが展開されます。当日は檀ふみさんが今コンクールを通じて感想を聞かれたときに、この阿部さんの文の一節「どんな絵や物語も、初めは白紙だった。未来の私も、まだ白紙。可能性は無限大だ」を取り上げ、若いエネルギーに対して敬意を表されていました。
 草野さんは「私の未来」と題し、未来を考えているときに自分の中に芽生えた希望と不安の葛藤を書いています。
 藤村さんのタイトルは「先生の背中」冒頭「私が将来なりたい自分は、ダンスをしている自分です」と力強い一文から始まります。素直な人柄表れた文となっています。
 卒業した3年生は、朝日新聞投稿「声」掲載47回、一緒に読もう新聞コンクール全国入賞3回、言の葉大賞は3年連続5回の入賞者を出すことができました。これからも生徒の可能性に向き合って進んで参ります。