総長PITCH THE FINAL2020に出場、総長・理事長から高い評価をいただきました

2020.12.22

 12月19日(金)、立命館大学朱雀キャンパスで開催された「総長ピッチThe Final」にユネスコ委員会のチームP.Sが出場しました。このファイナルセッションに参加できるのは、オーディションを通過した7チームのみ。前回よりもエントリーが20チームに増える中、高校生チームとしては唯一、守山から2年連続のファイナル進出となりました。

?総長PITCH THE FINAL2020の様子はこちらから
 https://r-rimix.com/news/pitch2020_final/

チームP.S
速水瑠奈(2年4組)
奥西 授(2年8組)

 テーマは、「食物アレルギーの除去食・代用食のレベル分け&普及サービスの提案」です。2人は、飲食店がアレルギー物質に対してどのような対応をしているのか消費者にはわかりづらく、安心して食事を取ることができないことを問題視しました。そこで、
 Level 1:料理から該当食品を除去しただけ
 Level 2:原料の一部に○○を含む、に対応している
 Level 3:調理工程をわけている
 Level 4:食器もわけている
というように、食品によってアレルギー物質に対する飲食店の対応がわかるWebサービス「TOTB(トーブ)」を提案しました。このアクションを考えるにあたっては、守山市の商工会議所とも連携し、飲食店から精度の高いデータを収集しました。現在はデモ版を公開していますが、将来的にはユーザー自身の情報を登録可能にし、守山市から全国に発信することを目指しています。
 結果、賞を獲得することはできませんでしたが、その着眼点の鋭さをと、高校生離れした完成度の高さから、多くの人たちの関心を集めることができました。審査員長の仲谷善雄総長(写真)からは、「印象的だったのはP.Sですね。実は僕の中で上位2チームを選ぶのに困った理由は、賞を取った2チームの他にP.Sがあったからです。高校生であるにも関わらず、非常に高いレベルでプレゼンしてもらいました。」とのコメントをいただきました。また、閉会挨拶の中では森島朋三理事長(写真)からも、「一番良かったのは立命館守山の高校生です。よくこういうことに目をつけたな、と思うんですね。」と注目していただき、その熱・志を継続してほしいとのエールもいただきました。今後の2人の活躍のみならず、本校生徒の社会課題解決に対する取り組みは学園をあげて大いに期待されていることがわかるイベントとなりました。

 なお、本イベントの総合司会は、本校卒業生石田桜さん(APU・国際経営学部4回生:写真)、映像ナレーションは2年9組廣田七海さん(ユネスコ委員会)が務めました。

応援していただいた皆さま、どうもありがとうございました。