高校FTコース 滋賀医科大学連携事業「医療基礎セミナー(第2回)」
2021.2.1
1月20日(水)に本校にて、高2FTコースの総合的な学習の一貫として、滋賀医科大学連携事業「医療基礎セミナー(第2回)」が実施されました。
この講座は、生徒の医学部医学科および医療系学科に関する理解を深め、医療人の社会的役割を認識し、使命感を持って進路選択を行う生徒を育てることや、大学との連携講座により内的動機を高め、日々の学習意欲の向上を図ることで、生徒の生涯学習能力の育成を行うことを目的として毎年複数回実施しております。
今回は、相見 良成 教授より「形から知るからだのしくみ-解剖学・組織学-」について講義をいただきました。解剖とは何か、その手法や注意点を、高校生に分かりやすい例えを使ってご講義いただきました。
また、簡単なクイズもあったため、医療従事者を目指す生徒はもちろん、そうでない生徒も飽きることなく集中して講義を受けている様子が見られました。抗体についても、その構造や作り方など、新型コロナウイルスの話を絡めながらご講義されました。
相見教授は最後に、科学研究は完璧なことはなく、常に自分自身の研究を疑い続けることの重要性や、医者に限らずどんな職業であっても「相手の気持ちで考える」ことが大切だということをおっしゃられました。
なお、第3回目は3月に実施予定です。