高1 第10回サイエンス・インカレに参加しました

2021.2.19

 「サイエンス・インカレ」は、全国の大学学部生等に、自由な発想に基づく自主研究を発表する場を設けることにより、その能力・研究意欲を高めるとともに、課題設定能力、課題探究能力、プレゼン テーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的とした大会です。
 この大会「文理融合系」に、本校1年の君付茉優さんがエントリー。高校生ながら書類審査を通過し、2月15日にファイナリスト学生同士の交流会に参加しました。
 発表タイトルは「Comparison of Microplastics detected at different points in Lake Biwa」。
 研究を始めたきっかけは、「琵琶湖に生息する魚からマイクロプラスチックが検出されたことを知り、実際に琵琶湖に存在しているか調べようと考えた」とのことで、今後「琵琶湖でマイクロプラスチックの存在を確認したことにより、プラスチック問題(マイクロプラスチック問題)について深く考えるようになった。この問題について多くの人に知ってもらうために、調査回数をさらに増やし、より確実な分析でデータを示す」ことを目指しているとのことです。

以下、本人の感想を掲載します。

【 感想 】
サイエンス・インカレでは英語での発表も認められていたので、英語でプレゼン、質疑応答に挑戦しました。英語での発表に対して高く評価していただけたことはとても嬉しかったです。
また、滋賀県の地理の特性も含めた今後の調査方法等のアドバイスを頂けたのでとても参考になりました。たくさんも励ましの言葉も頂けたので、引き続きこの研究に取り組んでいこうと思います。
ファイナリスト交流会では大学院生ばかりだったので最初は緊張しましたが、得意のプラスチック分野での議論だったので、自ら進んで発言することができました。私達のチームでは国立研究開発法人日本原子力研究開発機構の不破先生からフワ賞を頂くことができました。2日間通して貴重な経験ができたので、今後もこのような機会があればどんどん参加していきたいです。