高2FT 滋賀医科大学 第2回医療基礎セミナー

2021.7.27

 7月26日(月)に滋賀医科大学において今年度2回目の医療基礎セミナーが行われ、相見良成先生に講義いただきました。相見先生は、大学2回生向けての講義をアレンジして高校生にわかりやすく伝えてくれる先生です。今回も「組織学」の入門編をお話ししていただきました。長年お世話になっている先生で「ハンバーガーの先生」と言えば、多くの卒業生の皆さんも思い出してくれるのではないでしょうか。

 夏休みは実習をお願いしていますが、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて今年度の実施を断念し、代りにたっぷりと滋賀医科大学のメディカルミュージアムを見学しました。
 「それぞれ本物です。すなわちご遺体です。ご遺体には敬意をもって接するようにしてください。一つ一つに家族がいたはずです。」「見て、へ~、とか、え~では小学生と一緒。どうして?なんで?どんな理由でを考えるのが高校生。どんどん聞いていください」と言われ、頭蓋骨に開いている小さな穴の理由や、血圧、様々な標本についてなど積極的に聞いている生徒の姿が見られました。

 相見先生の講座は、毎年この言葉で締めくくられています。
「どんな仕事であっても、相手の立場で考えることが大切」今年もこの強いメッセージを生徒に伝えていただきました。