高3 高大院連携講座 サイエンスAPⅠ『スポーツ健康科学部 特別講義』
2022.6.14
高校3年生GLsコース(理系43名)を対象としたサイエンスAPI・II授業は、本校の教育活動の骨子でもある中高大院連携を担う特色ある講座の一つです。
サイエンスAPIでは主として、理系学部が多くある立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)の大学施設を視察し、さらに5学部(理工・情報理工・生命科学・薬・スポ健)の研究室と生徒自らが直接連携することで、大学での学びを先行して取り入れることを目指しています。
6月9日(木)、スポーツ健康科学部の3名の先生方をお招きし、ご講演いただきました。
後藤一成先生はトレーニング科学について、特に低酸素トレーニングの効果や最先端の研究についてご講義いただきました。実際のデータを示すだけでなく、大学の研究と企業の連携についても触れてお話しされました。
長野明紀先生は、物理的な見地から運動を解析する研究についてご講義いただきました。実際の解析映像を見せていただいただきながら、高校で学ぶ物理を絡めてお話しいただきました。
橋本健志先生は、「幸せとは何か」という重厚な問いから講義は始まりました。運動と認知機能の関連性についての研究や、乳酸の身体への効果の研究についてご講義いただきました。
今回の講義を通して、スポーツ健康科学部のイメージが大きく変わった生徒も多かったのではないでしょうか。
来週は引き続きスポーツ健康科学部と連携し、実際に施設見学を行います。このような取り組みを通して、生徒たちの進路選択の幅をこれからも拡げていきたいと思います。