高3 国際協力の授業で「献血セミナー」を受けました

2023.11.24

 高校3年生文系の必修科目で学校設定科目「国際協力」の授業において、滋賀県赤十字血液センターの方にお越しいただき、献血セミナーを受けました。
 前半部では、赤十字血液センターの方に講義をしていただき、献血に関する理解を深めました。少子高齢化に伴って若年層の献血が減少していること、血液は人工的に作れないこと、献血は16歳からできることなど、生徒にとって多くの学びがあったようでした。
 後半部では、講義の内容を踏まえて、若者の献血を促すような心に残る1分間スピーチをグループで考え、発表しました。熱意を込めた語り、コント、寸劇、ラジオ、ニュースなど、どのグループも創意工夫を凝らした内容でした。
 「国際協力」では、世界における多くの課題を学習し、それらの課題に対し「あなたは何ができるのか」を常に問い続けてきました。自分一人の力ではどうしようもなさそうな課題に対しても、生徒たちは解決に向かう前向きな気持ちをたくさん表明してくれました。
 そんな中で、生徒たちにとって献血とは、より具体的な行動であり「誰にでもできる社会貢献活動」となりうるものです。前向きに献血を検討してくれる生徒が多数いる一方で、やはり怖いといった感情を素直に示してくれる生徒もたくさん見られました。
 この学びを踏まえて、自分にできる社会貢献や国際協力とは何かを考えてくれると嬉しいと思います。
 今回の活動にご協力いただいた滋賀県赤十字血液センターの皆さま、どうもありがとうございました。