高校サイエンスAP 課題研究「最終成果発表会」を行いました

2024.1.30

 1月18日(木)に、守山市民ホールにて、高校3年GLsコースの生徒による課題研究の最終成果発表会を実施しました。今年度は、立命館大学の理系5学部から各2名、合計10名の先生方を審査員として招聘し、さらにGLコースに進学予定の立命館守山中学校3年生、GLsコースの高校2年生と、3年8組の保護者の皆様をお迎えして、口頭発表会を開催しました。
 課題研究は12グループに分かれて、4月から研究を進めてきました。
 発表は、9月に行った中間発表会の際に指摘された課題の解決を目指しながら、1年間で行った研究成果を10分間のプレゼンにまとめ、3分間の質疑応答です。
 生徒の多くが「めちゃくちゃ緊張しています」と言いつつ、堂々と発表することができました。中には質疑応答の対策まで徹底している生徒もおり、1年間の研究の成果が存分に発揮されました。
 審査員の先生方からは、データのとり方や見せ方などで鋭い指摘もあり、生徒たちにとって大きな学びとなりました。一方で、発表後のコメントでは「自分の興味に基づいて、これからも研究を進めてほしい」や「高校生でこれだけのプレゼン力の高さに感心した」など、前向きなコメントが多く寄せられました。
 終了後に、生徒から「あの部分はもっとうまくしゃべれたのに」などの反省の言葉がありました。研究に対して本気で取り組んだからこそ出た言葉だと思います。
 発表は、4月に実施した研究の所信表明から、今回で3度目の経験となり、この1年間で大きく成長することができました。
 1年間のサイエンスAPの探究活動を通して得られた知識と経験が、生徒一人ひとりのこれからの未来に繋がることを期待し、結びとしたいと思います。