高校 新しい学校生活のルール施行
2025.6.18
立命館守山高等学校では、「自分たちの学校は自分たちで創る」という理念のもと、約2年間にわたる生徒主体のルールメイキング活動を経て、2025年6月16日(月)より新しい学校生活のルールを施行いたしました。
この取り組みは、「ルールは、その理由や背景が明示され、納得できるものであってほしい」という生徒たちの想いから始まりました。具体的には、生徒総会での「ルールメイキング委員会」の設立を皮切りに、教員へのインタビュー、関西生徒交流会や全国ルールメイキングサミットへの参加、全校生徒による校則対話会の実施など、多角的な活動を通じて「より良いルールとは何か」を追究してきました。
その学びと議論を重ねた結果、「ルールは、生徒一人ひとりの安心・安全を守ると同時に、人権や学習権を保障するために存在するものであり、この理念に反しない限り、生徒の自由は尊重されるべきである」という結論に至りました。
この新しいルールは、6月13日(金)に開催された生徒総会で全校生徒に共有され、生徒会長からは「自由が増える分、個人の責任も増す。だからこそ、互いをリスペクトしながら、自分の行動を意識して選択していこう」との呼びかけがありました。
なお、今回のルールは“完成形”ではなく、今後の運用を通して生じる課題に対し、生徒たち自身が主体的に考え、必要に応じてアップデートしていくことを前提としています。今後とも、「自分たちの学校を自分たちで創る」精神を大切にしながら、より良い学校づくりを目指してまいります。