キラリエ草津「AIの入門講座」に本校教員が協力
2025.7.23
【開催報告】小中学生向け「AIの入門講座」に協力しました!
高校生と教員が伝える、未来のAI×英語教育
2025年7月21日(月・祝)草津市の市民交流施設「キラリエ草津」にて、本校の山内優馬教諭が小中学生向け「AI入門講座」の講師として登壇しました。草津市の「キラリエライフスタイル+」まちづくり講座の一環として行われた本講座では、本校の山村 和恵養護教諭に加え、高校3年生の有志7名、本校卒業生の中井さん、インパクトラボの上田さんが参加しました。AIの活用を通じて、英語で「伝える」楽しさを地域の子どもたちと共有しました。
高校生が教える立場に
講座には約20名の小中学生が参加しました。高校生サポーターたちは、日頃から生成AIを英語学習に活用している経験を活かし、英語表現やAIの操作について子どもたちに優しく丁寧にサポートしました。この取り組みは、立命館守山が文部科学省「AI活用による英語教育強化事業」に採択されたプロジェクトの一環でもあり、「教え合い・学び合い」の実践の場となりました。
体験型で学ぶAIと英語
講座では、以下のようなアクティビティが行われました。
・英単語ビンゴゲーム:AIにもヒントを聞き取りがなら、カードを埋めるゲームで、自然に英語と触れ合う仕掛けに。
・自己紹介文の生成体験:ChatGPTやGeminiを用い、日本語から英語への翻訳に挑戦。生成した英文をグループ内で発表し合いました。
・画像生成ワーク:「A pink banana eats sushi in Paris.」などの英語フレーズをAIに伝え、ユニークな画像が登場。会場には驚きと笑顔が広がりました。
保護者や高校生のサポートのもと、小学生も安全に生成AIに触れ、楽しく学ぶことができました。
「デジタル保健室」も登場
講座中には、山村先生が取り組む「デジタル保健室」の紹介も行われました。アバターやAIを相談相手として活用する仕組みに、子どもたちは興味津々でした。iPadを使った体験コーナーでは、保健室における新しいAI活用の可能性を身近に感じる時間となりました。
子どもたちの声と今後の展望
参加者からは「AIで英語がわかってうれしかった」「AIの絵がすごかった」「学校でもやってみたい」といった声が寄せられ、AIを活用した学びが次の興味へとつながっている様子がうかがえました。
今回の取り組みは、教育現場でのAI利活用の実践モデルとして、今後の発展が期待されるものです。地域・学校・子どもがつながりながら、共創的な学びをつくる第一歩となりました。
本講座は、草津市コミュニティ事業団・コミニタスによるまちづくり講座「キラリエライフスタイル+」の一環として開催されました。また、講座の様子は、FMくさつでも紹介予定です。
【参考】
開催レポート:
https://note.com/impactlab/n/nede5c840ae0d
文部科学省 AI活用による英語教育強化事業:
https://www.mrc.ritsumei.ac.jp/2025/05/01/post-182267/
「キラリエライフスタイル+」:
https://kusatsu-spp.net/news/?id=429