世代を超えて水環境を考える「世界湖沼の日 プレフォーラム 2025」 が本校で開催されました
2025.8.19
7月29日(火)、立命館守山中学校・高等学校において 「World Lake Day プレフォーラム 2025 〜びわ湖から世界へ、水をめぐる未来共創〜」 が開催されました。
本フォーラムは滋賀経済同友会「MLGsと私たち部会」が主催するものですが、本校での開催となったことから、生徒5名(井上栞那さん、門田悠希さん、竹内友凜乃さん、細井琴葉さん、中川瑛太さん)が大人に混じって運営会議に参加し、中高生にとっても楽しく学べるイベントになるよう積極的に参画しました。
第一部では、国際湖沼環境委員会(ILEC)より「世界湖沼の日」設立の背景や意義について説明がありました。また、中川瑛太さん(高2)らがブリスベンでの国際会議に参加した体験を報告し、若者の視点から今後の展望を語りました。さらに、滋賀から世界へ発信する実践事例として、地域・企業・大学が連携する「DASラボしが」や、環境保全型経営を推進する株式会社日吉の取り組みが紹介されました。
続く第二部では、本校卒業生が在学中に制作した「MLGsカルタ」や「ふりかけプロジェクト」が紹介され、若者が主体的に取り組む活動の意義が発信されました。その後の交流会では、世代や立場を超えた参加者が軽食を囲みながら自由に意見交換を行い、湖と人の関わりや未来への課題について活発な対話が交わされました。
今回のプレフォーラムは、若者と企業が共に水環境の未来を考え、発信し、行動へとつなげる貴重な機会となりました。
参加生徒の感想(一部抜粋)
- 今回のフォーラムを通して、環境について深く考えることができた。普段、琵琶湖の水を使って生活しているからこそ、自分ごととして捉えることができた。環境保護の重要性を再認識した。限られた資源をこれからも大切にしたいと思った。
- 環境問題を考える場合、啓発だけで終わってしまい、実行に移さない人が多くいる。しかしこの会議では、多くの人員や経済を実際に動かせる企業の方が多く、環境問題に対して直接的に解決策を見出せる会議だと思った。自分も話を聞くだけで終わらず、自ら行動に移して問題解決に貢献したい。