漫画家 小山宙哉さんより『宇宙兄弟』全巻を寄贈いただきました
2025.11.21
本校卒業生であり株式会社コルクに所属する仲山優姫さんが、漫画家・小山宙哉さんの担当編集者を務めているご縁から、この度『宇宙兄弟』(全45巻)を本校へ寄贈いただきました。
11月14日(金)には仲山さんにご来校いただき、3部構成による「宇宙兄弟イベント」を開催しました。
第1部では、有志生徒を対象に、仲山さんの高校時代や、そこからどのようにして今の職業に就いたのか、そして「単行本の表紙はどのように描かれるのか」といった編集者ならではの貴重なお話を伺いました。生徒からの質問にも丁寧にお答えいただき、エンターテイメント業界の魅力や漫画の奥深さについて知ることができました。
第2部では、図書室にて贈呈式を実施しました。
仲山さんが本校1期生であることもあり、当時を知る教員も多く参加しました。
イベント生徒代表の高校3年 柏原さんは、小学生の頃、ご両親の影響で『宇宙兄弟』のアニメを観たことを機に、登場人物の熱い思いに胸を打たれ夢中になって視聴していたそうです。
「今回のイベントをきっかけに、改めてアニメを見返しました。進路について悩むことが多い時期でしたが、シャロン博士の『今のあなたにとって一番金ピカなことは何?』という言葉が、迷っていた私の背中を強く押してくれました。たくさんの生徒に読んでもらい、私と同じように勇気をもらえる人が増えてほしいと願っています。そして私自身も、これからも読み続け、宇宙兄弟から力をもらい続けたいと思います。」と思いを語ってくれました。
第3部では、リツモリ天体観測所の天体望遠鏡を使った天体観測会を実施しました。
当日は天候にも恵まれ、絶好の観測日和となりました。この日のメインは、土星観測。理科教員による解説もあり、天体に詳しくなくとも土星の魅力を存分に知ることができました。また、星空の下では、生徒と仲山さんによる熱いトークも繰り広げられました。
小山宙哉様、仲山優姫様、株式会社コルクの皆様、改めて心より御礼申し上げます。
寄贈いただいた『宇宙兄弟』は大切に読ませていただきます。ありがとうございました。
なお、『宇宙兄弟』は来夏発売予定の次巻をもって、18年の歴史に幕を下ろす最終巻となることが発表されています。こちらもぜひご期待ください。









