リツモリの保健室紹介!【デジタル保健室】

2025.12.2

デジタル保健室 ―メタバースでつながる、新しい居場所―

リツモリの保健室が、メタバース空間に登場しました。「デジタル保健室」は、生徒同士や先生とアバターでつながることができる、新しいコミュニケーションツールのひとつです。
動画では、実際に利用している生徒や先生の声を紹介しています。

https://youtu.be/_QQ82Jv0hVQ


1. どうして作ったの?

学校の保健室は、体や心がちょっと疲れたときに立ち寄る大切な場所。でも、登校が難しいときや、気軽に話したいとき、リアルな保健室に行くことができない場面もあります。
そんなときでも、安心して人とつながれる場所を――
そうした想いから生まれたのが「デジタル保健室」です。
メタバース空間に保健室を再現し、生徒や先生がアバターで交流できるようにしました。
「ちょっと話したい」「顔を出したい」――そんな気持ちを大切にしています。


2. デジタル保健室ってどんなところ?

本物の保健室の間取りや家具、椅子まで忠実に再現された3D空間。アバターで参加することで、対面では言いづらいことも話しやすくなります。
昼休みや放課後には、生徒同士で利用する姿が見られ、ときには何十人もの生徒が集まることも。
先生と話したり、友達と相談したりと、自然なつながりが生まれています。


3. どんな広がりを目指しているの?

デジタル保健室は、学校の中だけでなく、地域や家庭ともつながることを目指しています。
「ちょっと学校に行きにくいな」という生徒の家ともオンラインでつながり、安心できる対話の場を広げていく計画です。
また、この取り組みをきっかけに、学校全体をメタバース化してコミュニケーションを広げる構想も進んでいます。授業や活動に応用することで、学びの形もさらに広がります。


4. AI養護教諭の開発

現在、デジタル保健室と並行して「AIを利用した養護教諭」の開発も進行中です。
生徒が話を聞いてほしいとき、質問したいときに、AIが寄り添って応答してくれる仕組みを目指しています。
開発はまだ途中段階ですが、「話したい」「聞いてほしい」という気持ちを支える新しい形として期待されています。


5.最後に

デジタル保健室は、メタバースの中で人と人がつながる、リツモリの新しい挑戦です。
リアルでもオンラインでも、“安心していられる場所”を大切にしていきます。
動画とともに、その取り組みをぜひ感じてみてください。