「デジタル保健室」が第1回 立命館アワード(本賞)を受賞しました
2025.12.25
立命館守山中学校・高等学校の教員チームによる取り組み「デジタル保健室」が、第1回「立命館アワード(本賞)」を受賞しました。
本アワードには、立命館学園全体から自薦・他薦を合わせて103件の応募があり、審査の結果、立命館アワード(本賞)9件、奨励賞13件の計22件が表彰対象として選出されました。
生徒の「相談のしづらさ」に向き合う、新たな保健室のかたち
「デジタル保健室」は、生徒の心身の不調や不安に寄り添うことを目的に、保健室をデジタル空間に再現し、生成AIを活用したアバター型の「デジタル養護教諭」を通じて相談できる環境を整備した取り組みです。
教室や自宅など、場所を選ばずにアクセスできる仕組みにより、対面での相談に心理的なハードルを感じる生徒や、登校が困難な生徒も支援につながりやすくなりました。本取り組みは、コロナ禍における生徒の状況変化を契機として具体化したものであり、生徒の声に基づく実践として校内外から高い評価を受けています。
文部科学大臣賞の受賞や、学会・論文での発表に加え、大学・企業・地域との連携による社会実装へと発展している点も、今回の受賞理由として挙げられています。
受賞メンバー(職種混合チーム)
本取り組みは、附属校・大学・学外組織・学生が連携した職種混合チームによって推進されました。
山村 和恵(立命館守山中学校・高等学校 教諭)※代表
箭内 健(立命館守山中学校・高等学校 副校長)
山内 優馬(立命館守山中学校・高等学校 教諭)
上田 隼也(一般社団法人インパクトラボ 代表理事)
中井 勇希(立命館大学 情報理工学部 4回生/本校卒業生)
共創による附属校発イノベーションとして
今回の受賞は、附属校における独創的かつ革新的な教育・学校運営の実践が、学園全体の取り組みとして評価されたものです。職種や校種を越えた協働により、生徒支援の新たなモデルを提示した点は、立命館学園が掲げる「R2030チャレンジ・デザイン」における共創の理念を体現する成果として位置づけられています。
今後に向けて
立命館守山中学校・高等学校では、今後も生徒一人ひとりの安心と学びを支える環境づくりに取り組むとともに、学校現場から生まれた実践を学園内外へと発信していきます。「デジタル保健室」の挑戦を通して、これからの学校のあり方を問い続けていきます。
