リツモリ発の「デジタル保健室」が書籍化されました

2026.5.7

本校の養護教諭である山村和恵先生と、一般社団法人インパクトラボ代表理事の上田隼也氏が編著者となり、書籍「デジタル保健室 学校からひろがるケアリング・ムーブメント」が紫洲書院より出版されました。

本書は、2023年から本校で取り組んできたデジタル保健室の構想段階から、これまでに得られた実践的な知見を網羅した一冊です。不登校やメンタルヘルスをめぐる状況の中で、生徒たちがどのように支援とつながりうるのかを問い直し、オンライン上の居場所が果たす役割を詳述しています。

執筆にあたっては、山村先生をはじめとする保健室の教職員に加え、本校の在校生や卒業生も協力・執筆し、実際の経験や視点を反映させています。さらに、出版元の紫洲書院も本校の卒業生である竹本智志さんが立ち上げた出版社であり、リツモリに関わる多くのメンバーの手によって本書は制作されました。

AI・メタバースを活用した新たな教育支援の仕組みであるデジタル保健室の構想から、実際の運用で得られた知見、生徒たちの心の機微に至るまでを体系化しています。既存の教育システムでは届きにくい、誰にも言えない悩みを抱える若者に対し、テクノロジーを通じてどのようなケアが可能なのかを論じています。

編著者の一人である山村和恵先生より、以下のコメントをいただいています。

「デジタル保健室」は、相談を効率化するためではなく、関わり方を選べる新たなコミュニケーションツールとして構想されました。「保健室がどんな場であったらよいのか」を生徒とともに問い直すところから始まった取り組みであり、些細なやりとりや雑談からケアが立ち上がる場として位置づけています。生徒・卒業生・企業・教員といった多様な関係者が関わりながら、時間をかけて模索してきた過程が本書には描かれています。こうした歩みが、これからの学校におけるケアのあり方を考える一助となれば幸いです。

ぜひご購入いただき、デジタルを通じた新しいケアのあり方に触れてみてください。また、本校の図書館にも寄贈していますので、生徒の皆さんはぜひ手に取ってみてください。

詳細は以下のプレスリリースをご確認ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000122522.html

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