高校「藻」と「水上交通」をテーマに、地域の魅力や可能性から未来を描く
2026.6.8
4月19日に彦根市で開催されたSHIGA FUTUREs THINKING WEEKにおいて、本校生徒が「藻」と「水上交通」をテーマとした探究活動の成果を発表しました。
この探究活動は、2025年9月よりDAS LABの神野恭光さんをはじめとするクリエイターの皆様の伴走支援を受けながら進めてきたものです。従来の「地域課題の解決」を出発点とする探究ではなく、「課題からではなく、魅力や可能性から始める」という視点を大切にし、滋賀ならではの資源や風景、人々の営みに目を向けながら、新たな価値や未来像を描くことに挑戦してきました。
当日は、2つのグループがそれぞれのテーマについて成果を発表しました。
「藻」グループは、「藻と共生する未来」をコンセプトに、藻をより身近で親しみやすい存在として感じてもらうための企画「藻プリ」を考案しました。藻をモチーフにしたキャラクターと一緒にプリクラを撮影できる体験を通して、人と藻との新しい関係性を提案し、環境への関心を自然に育むアイデアを発信しました。
一方、「水上交通」グループは、単なる移動手段としてではなく、琵琶湖上でどのような時間を過ごせるかという新たな視点から水上交通の可能性を探究しました。杢兵衛造船所の仲野社長にもご協力いただき、「船の上で○○してみた」という映像作品を制作。船上で音楽や食事、勉強など様々な過ごし方を体験する様子を映像で表現し、船上で過ごす新たな価値や魅力を提案しました。
発表では、DAS LABの芳賀さんと活動を振り返りながら、未来へつなげる創造的な提案が披露され、多くの参加者との対話が生まれました。
発表後には、アルスエレクトロニカ・ジャパンの久納鏡子さんによるワークショップ「tempo」を開いていただきました。このワークショップでは、時間の経過と出来事を可視化して表現するというユニークな手法を用い、自分自身や社会との関わりを新たな視点から捉える活動が行われました。本校からは19名の生徒が参加し、創造的な表現活動を通して、自らの経験や未来への思いを共有しました。
今回の発表とワークショップ、またSHIGA FUTUREs THINKING WEEKの様々な展示を通じて、生徒たちは地域の魅力を起点に未来を構想する力や、多様な専門家との協働によって新しい価値を生み出す面白さを実感しました。今後も学校の枠を越えた共創を通じて、社会とつながる探究活動を推進していきます。







