Messageご挨拶
校長ご挨拶
立命館守山中学校・高等学校
校長 岩崎 成寿
2026年、立命館守山高等学校は開校20周年を迎えます。節目にあたり、これまで本校を支えてくださったすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
2006年4月、守山市立守山女子高等学校の伝統と精神を受け継ぎ、全国でも先駆的な「公立高校から学校法人への設置者移管」によって、本校は新たな歩みを始めました。滋賀県において、県立以外の公立高校として唯一存在した守山市立守山女子高等学校の歴史は、地域がどれほど教育に力を注いできたかを雄弁に物語っています。私たちはその誇りを引き継ぎ、地域に根ざし、地域に貢献する学校であることを常に胸に刻んできました。
この20年、2007年の立命館守山中学校開校とキャンパス移転を経て、生徒は学びを社会へとつなげ、保護者は温かく背中を押し、教職員は一人ひとりの成長に寄り添い続けてきました。守山市、企業、大学、NPOをはじめ多くの皆さまとの協働によって、生徒は教室の外へと歩みを広げ、挑戦の場を確かな学びに変えてきました。皆さまのご支援とご期待が、本校の歩みを今日まで力強く支えてくださったことに、あらためて深く御礼申し上げます。
次の10年、20年に向けて、常識にとらわれず新しい価値を生み出す「Game Changer」を育てるという理念のもと、地域とともに、世界とともに、理想の教育を追求していく——本校の挑戦は、これからも続きます。
これからの立命館守山に、どうぞご期待ください。
同窓会会長ご挨拶
立命館守山中学校・高等学校
同窓会会長 西村 慧
立命館守山高等学校が開校20周年の節目を迎えられることに際し、同窓会組織である立命館守山早苗会を代表して、心よりお祝い申し上げます。私自身も、この立命館守山高等学校の第5期生であり、3年間、守山のキャンパスで学び、様々な挑戦をさせていただきました。この20年間においても、時代ごとに多くの皆さんが在学中に精一杯に学び、活動をされてきたことと思います。それら一つ一つがつみ重なり、この学校の誇るべき風土を築いてこられたことについて、卒業生の一人として、大変嬉しく思います。
さて、2006年に学校設置者が守山市から学校法人立命館へと移管され、学校の名称も変わることとなりましたが、我々、同窓会はその「早苗会」という名称とともに諸先輩方の思いや組織の歴史と伝統を受け継ぎ、今日まで活動を行ってきました。そして、同窓会としては、2025年で創立75年を迎えることができ、総会員数の約15,000名が国内外のそれぞれのフィールドで活躍をしています。本会の会則には、「本会は、会員相互の親睦および向上を図り、あわせて母校の発展に寄与することを目的とする。」とされており、同窓会が卒業後の同窓生の親睦の場のみに留まらず、母校に対する支援も大きな目的であると捉えています。改めて、今後も現在そして次代の母校が輝き続けられるよう、同窓会一丸となって、懸命に学び活動する皆さんの支援を最大限にさせていただく所存です。同窓生一同、立命館守山の益々のご発展を祈念申し上げます。