学校の掃除の常識を変える。人とロボットの協業実現を目指した実証実験の一環として、高校1年生グローバル(GL)コースへの「ロボット掃除機Roomba(ルンバ)の試験的導入」を開始

2019.5.20

 2019年5月16日より、立命館守山高校の高校1年生グローバル(GL)コースの普通教室にRoomba?(ルンバ:ロボット掃除機)とBraava?(ブラーバ:床拭きロボット)を実験導入し、本校独自のプロジェクトとして、人とロボットの協業実現を目指した実証実験を開始しました。
 背景として、2019年3月28日、立命館学園は、三菱地所株式会社と人とロボットが協働するSociety5.0時代の施設運営管理モデルの構築に向けた実証実験や情報発信等を行うことを目的とした「戦略的DX(デジタルトランスフォーメーション)パートナーシップ協定」を締結しました。
 その中で本学、仲谷総長は、今回の連携について、学校施設の管理効率化の実現と学校という新領域に新しい価値を提供することで、未来社会の創造に向けた最先端テクノロジーの活用に係る情報発信、および人とロボットの協業実現に関する教育・研究および実用化のいっそうの活性化・展開につなげていくことを目指すとコメントしています。
 また、2018年3月に実施した本校の海外研修ボストンコースにおいて、アントレプレナーシップを学ぶなかで、ボストン近郊にあるiRobot社のご協力のもと会社訪問させていただき、テクノロジーの可能性について生徒・教員ともに学ぶ機会をいただいておりました。
立命館守山中学校高等学校においても学園の方針を受けて、「一番新しい立命館の附属校」として「自由と清新」の建学の精神に則り、ロボット掃除機という最先端テクノロジーの最適な活用方法等についてGLコースで先行して検証し、生徒、保護者、教員よりアンケートを実施の上、学校・教育現場におけるロボット掃除機導入の可能性や将来性を検討いたします。
※Roomba?とBraava?はiRobot社の登録商標または商標です。