立命館名称の由来 / 立命館憲章 / 論語述而の石碑
立命館名称の由来

「立命」というのは中国の古典「孟子」の盡心章の一節にある「殀寿貳わず、身を修めて以て之れを俟つは、命を立つる所以なり」から採ったもので、「人間には、若死にする人もあれば、長生きする人もあるが、それはすべて天命で決められていることであ る。だから生きている間はわが身の修養(勉強)に努めて天命を待つのが人間の本分を全うすることなのである」という考えです。
したがって、「立命館」は人間がその本分をまっとうするための場所を意味しています。
立命館憲章
立命館は西園寺公望を学祖とし、1900年、中川小十郎によって京都法政学校として創設された。「立命」の名は、『孟子』の「尽心章句」に由来し、「立命館」は「学問を通じて、自らの人生を切り拓く修養の場」を意味する。立命館に集う私たちは、建学の精神である「⾃由と清新」を尊び、教学理念として「平和と⺠主主義」を掲げる。
立命館は第二次世界大戦の痛苦の体験を踏まえ、歴史を誠実に省みて戦争と暴力を否定し、民主的な学園運営の歩みを進め、平和の理想を希求し続ける。立命館は不断に国際化を追求し、私立総合学園として、⼤学院⽣、学⽣、⽣徒、児童および教職員の参画と、校友、保護者および学園にかかわるあらゆる方々による⽀援のもと、⾃由な挑戦と創造性をもって社会に貢献していく。
立命館は多様性を尊重する。私たちは、誰もが等しく有する尊厳を重んじ、ひとりひとりに宿る創発性を貴ぶ。そして地域社会に根ざしつつ広く学園内外と協働し、研究、教育、文化・芸術、スポーツなどの多様な活動を通じて、自己の成長と包摂的な社会の実現に努める。
立命館は学問研究の自由を礎として未来を切り拓く。私たちは、自主、民主、公正、公開、非暴力の原則を貫き、あまねく共有される新たな共生価値をもたらす知的創造に果敢に挑む。そして私たちは、「未来を信じ、未来に生きる」の精神を受け継ぎ、研究大学・探究学園におけるそれぞれの活動が未来の世界を生み出す営みであることを心に刻み、持続可能な社会の創造と世界の平和の実現に尽くす。
2026年3月27日 改正
学校法人 立命館
出典「論語述而」

先生(孔子)が言われた、「志向するところは、道であり、拠り所は徳にあり、根本は仁にある。そうして芸(礼儀・音楽・弓術・馬術・習字・算術)の中に憩い遊ぶ」と。知識偏重ではなく、心を育て、豊かになることによって、初めて学問も長じるということを諭す。
[撰]白川 静 1910(明治43)年〜2006(平成18)年
文学博士。立命館大学名誉教授。立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所名誉研究所長。立命館名誉館友。多年にわたる中国古代文化の研究で卓越した業績をあげ、また漢字研究を通じて中国さらには東アジア文化研究の発展に顕著な貢献をした。1998(平成 10)年 文化功労者顕彰、1999(平成11)年 勲二等瑞宝章受章、2004(平成16)年 文化勲章受章。代表著作は『字統』『字訓』『字通』。
[書]川本 八郎 1934(昭和9)年〜
1995(平成7)年〜2007(平成19)年 学校法人立命館理事長。
現在、学校法人立命館顧問。2007(平成19)年 旭日重光章受賞 。