教育理念
建学の精神
自由と清新
- 立命館は、自由な学風の中で、志ある多くの若者が自由に学び合い、常に新たなことに挑戦し、時代に貢献できる人の育成をめざす。
教学理念
平和と民主主義
- 立命館は、日本国憲法と教育基本法の精神を継承し、世界の平和と民主主義の発展に貢献することを使命としている。立命館は、教育実践を通じ、主体的に学び、対話を重視し、社会をより良くするために行動できる人の育成をめざす。
教育目的
Game Changer(新たな価値と希望を生みだす人)の育成
- 「Game Changer」とは、既存の枠組み(常識)に囚われることなく、自由な発想により枠組みそのものを見直し、物事の局面を変える人のことである。
- 立命館守山中学校・高等学校は、「Game Changer」を、「『自由と清新』『平和と民主主義』を体現する知的好奇心と創造性を有し、多様な価値観を持つ他者と協働しながら新たな価値・ルールを社会に提案・実装し、社会に希望を生みだす人(新たな価値と希望を生みだす人)」と再定義し、そうした人が育つ学校づくりをめざす。
教育目標
- 「Game Changer」の育成をめざす過程で、その到達を測る指標として「4つのマインド」の涵養、「4つのスキル」の習得を教育目標として追求する。
- 4つのマインド(4Rs)の涵養
- (1)Respect for Oneself(自分自身へのリスペクト)
- 自分の頭で考え、自分の意見を持つよう努める。
- 自分の価値観・感情を含めた自分らしさを大切にする。
- 自分の身体を大切にし、健康管理、体力増進をはかる。
- (2)Respect for Others(他者へのリスペクト)
- 自分と異なる価値観や感情をもつ他者の存在を尊重する。
- 意見や感情の対立は、直接対話による解決に努める。
- SNS等を含め他者が苦痛を感じる言動は厳に慎む。
- (3)Respect for Society(社会へのリスペクト)
- 公共の場である学校・通学空間にふさわしい身なりや態度、言動を心がける。
- 社会の中の一員であることを自覚し、見知らぬ人に対しても謙虚な姿勢を心がける。
- 社会のルールである法令を遵守し、正義と倫理に基づく言動を心がける。
- (4)Respect for Learning(学びへのリスペクト)
- 学びを通じた成長が生徒の本分であることを自覚し、主体的な学び、自己の研鑽に努める。
- 授業を大切にするとともに、より良い授業にするため教員との対話を心がける。
- 学びに関わる不正(試験時の不正行為、論文の剽窃、生成AIの不適切利用等)は厳に慎む。
- 4つのスキル(4Cs)の習得
- (1)Critical Thinking(批判的思考スキル)
- 「常識」に囚われることなく、多角的な視点を持ち、論理的・主体的に思考・判断する力を習得する。
- (2)Creative Thinking(創造的思考スキル)
- データやテクノロジーを活用し、新たなアイデア・解決策を発想・デザインする力を習得する。
- (3)Communication(コミュニケーションスキル)
- アイデアを様々な手法で発信・表現すると共に、議論・対話を通じて課題解決をはかる力を習得する。
- (4)Collaboration(コラボレーションスキル)
- 多様な価値観の違いを前提に、他者を尊重しながら、チームとして協同する力を習得する。