中高 医療基礎セミナー第3回
2017.6.6
今回は滋賀医科大学の縣保年先生をお招きしました。
テーマは「免疫細胞が病原体を認識するしくみ」で、高校生物でも扱う内容から、iPS細胞を用いた最先端研究の分野まで昇華させる、深い学びを体感する講義でした。
先生自身の研究のご経験や、北里柴三郎先生や利根川進先生など先達の研究中の苦悩などにも触れていただき、教科書だけではわからない免疫系の研究の楽しさを伝えていただきました。
また、例年高校2年生FSCの企画として、滋賀医科大学で講義・実習を実施させていただいているこの講座を、今年度からその一部を本校で行い、中高全学年全コースに開放しています。
進路を見据えた高校3年生や、医学部進学を考えて勉強している中学3年生、理科への興味・関心の強い中学1年生など、さまざまな生徒が参加し、自分たちの目的に応じてしっかりと学んでいました。