高校 ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 高校生のための国際交流・国際協力EXPO2017 に参加しました

2018.1.10

ワン・ワールド・フェスティバルfor Youthとは、世界的な視野を持ち、社会の課題解決に向けて行動を起こす次世代の育成、高校生同士の活動のネットワーク形成、若い世代と大学やNGO・国際機関とのつながりを目的とし、2014年から始まった日本で初めての高校生のための国際交流・国際協力EXPOです。近畿各地の高校生で構成された実行委員会と高校・大学教員・NGO職員で構成された運営委員会によって、プログラムの企画・立案とイベントの運営を担っているのが特徴です。今年度は2017年12月23日大阪YMCAにて開催されました。

高校生実行委員長・副委員長を務めました!!

 3年生の吉岡真凛さんは、本EXPOの高校生実行委員長を、同じく3年生の川﨑杏奈さんは副実行委員長を務めました。昨年の7月からこの日のために何度も議論を重ね、試行錯誤を繰り返す中でこの大会を迎えました。関西の高校生をまとめあげるその手腕に、他校の先生方やNGOのみなさんからも高く評価をしていただきました。なお、実行委員長吉岡さんへのインタビュー記事は、「高校生新聞」1月号に掲載予定です。

 2人はオープニングセレモニー「『世界がもし100人の村だったら』を100人でやってみる!」の司会進行も務めました。このオープニングセレモニーには本校生徒も15名が参加し、貧困による格差や世界の識字率について学びました。 

立命館守山ユネスコ委員会企画 高校生のためのワークショップ

 豊かさ・貧しさを組み込んだ“スマホ”の真実
この企画は、本EXPOの実行委員となったユネスコ委員会の生徒によって企画されたワークショップです。私たちが普段何気なく使っている”スマホ”。実は、そのスマホが貧困・紛争・環境破壊を引き起こしているのです。便利なスマートフォンに隠された真実を、ワークショップ形式で明らかにしていきます。参加していただいたみなさんにとって大変身近な問題であったため、いろいろなことを考えされられる充実した時間となりました。

高校生のためのポスターセッション 高3「国際協力」

 このポスターセッションは、激戦の第一次審査を通過した高校生チームが、ステージ発表を目指して競い合うものです。本校からは、高3の「国際協力」の授業内でプランニングしたものを全員が応募し、ファイナリストに2チーム、セミファイナリストに5チームが進出しました。生徒たちは、世界が抱える諸問題に対してその解決策を提示し、より多くの人たちから支持を得なければなりません。ポスターの完成度はもちろんのこと、その解決策の論理性やプレゼンテーション能力も評価されます。ステージ発表には至りませんでしたが、国際協力に関心を持つ多くの方々とお話ができるいい機会となりました。