中3 朝日新聞「声」に掲載

2018.6.18

6月16日(土)の朝日新聞朝刊(大阪本社版)「声」に中学3年生の廣田七海さんの投稿が掲載されました。今年度5人目、10期生のNIEの取り組みとして通算32回、24人目の掲載になりました。「かあさんのせなか」のテーマで投稿したものです。
廣田さんの作文の中には「ありがとう」という言葉が出てきません。多くの生徒がお弁当を作る母の背中などを書く中で、働くお母さんの姿に対する憧れを書いているところが多くの作文と違いました。「空っぽの背中から偉大な背中へと変身するのだ」と母を「目標」とするのではなく、主体的に自分が成長する「決意」になっているところに、この作文の秀逸さがあると思います。そして、文章全体から感じられる母への敬意と感謝に多くの共感があったと思っています。
私たちのNIE活動は、新聞を読み、教科や多くの教育活動に活かすことにとどまりません。「読む」活動と共に、自分の体験を言葉にしてまとめ「書き」、新聞を発信の場としていくNIE活動です。自分の体験をまとめることの積み重ねは、生徒一人一人の未来の自分自身を支えていくのだと思っています。その思いと共に、本校のNIE活動をこれからも継続して行います。

(NIE担当:細川典敬)

朝日新聞 2018.06.16 声「夢中で頑張る姿 一番似合う」広田七海さん
朝日新聞 承諾書番号(18-2990)
掲載期間:2018年06月19日から1年間
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