高校 SSH 水環境ワークショップ2018 3日目

2018.8.24

8月23日 午前中は、昨日の解析の続き、実験結果のまとめと考察、そしてプレゼンテーションの準備を行いました。3日間実習の総仕上げということで、どのグループも時間を惜しんで作業を進めました。
午後は、各グループが3日にわたる実験や課題研究の成果を発表しました。質疑応答では、大学の先生からも鋭い質問を多くいただきましたが、また研究の新規性や重要性、着眼点などの優れた点も指摘いただきました。科学的な議論の雰囲気を味わうだけでなく、テーマ設定の方法、実験結果を発表するときの注意点などを学ぶとともに、また新たな課題を発見するという科学探求の醍醐味も感じることができたようです。

 3日間の講義や博物館見学、琵琶湖と研究室での実習、プレゼンテーションを通して、単なる水・環境に対する知識だけでなく、実際に調査を行い、解析結果をまとめて発表を行うという、科学的な探求の過程についても学びました。また大学での学びに触れることで、高校での学習との連続性を感じ、今後の学習のモチベーションに繋がったようです。