高3 国際ビジネスコンテストAsia Innovation Challenge 2018入賞

2018.9.14

 高校3年グローバルクラスの西村真依さん、東山真子さんが、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本主催のビジネスコンテストAsia Innovation Challenge 2018 (AIC)において、ファイナリストに選抜され、フェデックス エクスプレス幕張オフィスで行われた最終審査会に出場しました。

 本大会は、日本の高校生ペアとシンガポールの高校生ペアがチームを組み、アジアの課題解決に寄与するビジネスプランを提案するものです。各チームは、ICTを活用してコミュニケーションを取り、自分たちで対象国を選び、その国が直面する社会的課題についてリサーチをした上で、課題のひとつを解決するビジネスモデルを提案します。

 本校チームは、シンガポール国立学校Institute of Technical Education College Centralの生徒2名とチームを組み、タイの地方都市におけるゴミ問題を解決するプランを提案しました。結果は惜しくも、三位入賞を逃してしまいましたが、審査員の方々から具体的な改善点を頂き、次なるチャレンジへの大きな糧となりました。

 国を超えて協働するには様々なチャレンジが伴います。リーダーになる時もあれば、フォロワーになる時もあります。大切なのは、チーム全員がオーナーシップをもってチームに貢献することであり、そのためにはテーマと自分とのつながりを考えること、そのストーリーをチームで語り合うことです。国や地域を超えて、想いと想いをつなげることこそ、グローバルリーダーの最も重要な要素のひとつだと改めて感じました。

<生徒の声>
・今回、AIC最終審査会に出場するまでに、シンガポールの高校生とタイの社会問題を解決するためのビジネスアイデアを考えてきました。なかなか上手くいかない事もありましたが、力を合わせてプレゼンテーションをやりきった時には達成感で一杯でした。三位入賞には届かなかったものの、他グループのプレゼンや交流を通して学んだ沢山の事を今後に活かしたいです。

・シンガポールメンバーとの準備では、ただ会話をするだけでなく英語でプランを練っていかないといけなかったので苦労しました。決勝大会では他のチームのパッションやプレゼンテーションにとても刺激を受けました。自身の無知を思い知らされ、私ももっと頑張らなくてはと奮起しました。シンガポールメンバーとは今も連絡を取り合っており、このプログラムは終わりましたが、今回のプランを更により良いものにすると約束しています。この経験を生かし他のプログラムにも積極的に参加していきたいです。