中3 京都校外学習を行いました

2018.10.15

 10月13日(土)に中学校3年生が立命館大学衣笠キャンパスにおいて校外研修を行いました。この校外研修は、ニュージーランド研修に向けた半年に渡る事前学習のスタートとなります。

 まずは国際関係学部との高大連携。国際関係学部の南川文里先生のご講演をいただきました。トランプ大統領の就任時の演説を使って始まった講演、世界と自分がつながっていることを実感することができました。続けて本校卒業生の馬場君からのメッセージがありました。自身の留学経験、大学への学び、アルバイト、それらが高校時代の自分のどことつながっているのかということをお話しいただきました。生徒たちの表情を見ていると相当に元気づけられたように感じました。

 次の場所は国際平和ミュージアム。常設展を見学し、現在開催中の世界報道写真展を全員で見ました。生徒たちの1枚1枚を見る目は写真を見ているのではなく、写真の中の世界に飛び込んでいっているようでした。「血まみれなカメラ目線、よくシャッター切れるな」といった生徒もいました。毎年見ている生徒は「今年の写真は火だるまの写真に始まり、生きたいと願う命の写真がある。しかし、生存放棄症候群という生きることを拒否した写真もある。切ない」と感想を言ってくれました。

 昼食後、キャンパス全体の見学も行い、班別研修へ。ニュージーランド研修のしおりにいれるEnglish Guideを作る調査でした。金閣寺や龍安寺など9か所に分かれて活動。そこで外国人観光客にインタビューしてその内容を必ず盛り込むように指令を受けています。思った以上に積極的に話しかけていく生徒たちが頼もしく見えました。

 いよいよ本格的に動き出した半年間に渡るニュージーランド事前学習。11月24日(土)に行うICT授業公開でもNZ Presentation competitionを行います。今回作成のEnglish Guideも展示したいと思っています。