中学 学生科学賞県展で2名が優良賞

2018.11.12

 第62回滋賀県学生科学賞県展に本校中学3年生の阿部瑞希さんと岩本雪花さんが入賞しました。この賞は、夏休みの宿題として出される理科の課題研究を応募しています。阿部さんのテーマは「滋賀県内で起こりうる地震による災害と地質の関係とは」岩本さんは「ブルーギルは何を食べるのか?Part.3~ブルーギルを駆除するのに適した方策の一考」がテーマです。
 阿部さんの研究は、滋賀県で被害が大きく出ると言われている断層に注目。花折断層と琵琶湖西岸断層帯に行って地形を調査。断層が見えている住宅街も実際に行き、今後求められる対策を考察しまとめたものでした。
 岩本さんの研究は3年間、同じテーマを掘り下げ続けたものでした。1年生のときにも県展で入賞しています。集大成になる3年目。スタートはいつも一緒です。今年もブルーギルを2か所で釣るところから始まりました。「解剖し、胃を取り出して中のものを調べた」と自身の研究内容について具体的に話してくれました。まとめる前には琵琶湖博物館に行き、学芸員の方に相談したようです。感謝の言葉も話していました。
 これからも生徒たちの挑戦を支援し、グローバルサイエンスリーダーの育成に取り組んでいきます。