中3 ディベート大会

2019.1.19

 1月18日金曜日に、中学3年生はディベート大会を開催しました。客観的に事象を捉える力、筋道を立てて考える力・必要な情報を収集する力、自分の主張を相手に分かりやすく伝える力を養うことを目的に、年末から年始にかけ国語と社会の授業でディベートに取り組みはじめました。本日はその集大成として、1限から3限にかけクラス対抗戦を行いました。安楽死・自衛隊・死刑制度などを議題とし肯定側否定側に別れ立論を立て、それぞれの主張の正しさを審判にアピールします。生徒たちは、日常生活になじみのない議論に対し初めは戸惑っていました。ですが、憲法や条約、他国の制度など複数の側面から議題を捉えることで考えが深まっていったようです。どの資料を用いるのか、相手側の主張を予測しどのように反論するのか、など様々なことを考えながら、自分の主張を組み立てていきました。  
 本番では制限時間を過ぎてしまい最後まで発言ができなかった、情報不足で相手の立論を崩しきれなかった、などの課題も残りましたが、どのグループも根拠をもとに主張を述べることができていました。この経験を活かし、あらゆる物事を多角的に探究する姿勢を身につけてくれればと思います。