中1 京都新聞「声~若いこだま」に掲載

2019.2.6

 12月26日(水)の京都新聞朝刊「声~若いこだま」の欄に、中学1年生の加藤巧海さんと濱谷茉友子さんの投稿が掲載されました。12期生のNIEの取り組みとして、11人目と12人目の掲載となります。
今回は初めての投稿ということもあり、特にテーマは設けず、普段考えていることや興味を持っていることなどについて書きました。 

■加藤巧海さん

中学生の発想というのは大変ユニークで、大人が思い浮かばない自由な発想が飛び出すことも多くあります。大人は先入観を持って物事を見るが故に、固定観念にとらわれ、良い発想が浮かびにくいものです。加藤さんは普段利用するエレベーターに目を向け、どのようにすれば効率よく人を運べるかという点に着目し、独自のアイデアを生み出しました。加藤さんの作文からは、柔軟な思考を持って物事を見直すことの重要さとおもしろさを感じることができます。

■濱谷茉友子さん

濱谷さんはふとしたきっかけから、心を豊かにするラジオと出会いました。ラジオの世界では、ときにさまざまな人生模様が浮き彫りになり、そこに人と人との心のつながりを感じることがあります。濱谷さんもおそらくラジオの世界にある、そうした人の心の温かさに触れた経験をしたのではないでしょうか。声の表情から想像の世界が広がっていくこともまたラジオの魅力です。映像に親しみすぎている私たちにとって、イマジネーションをもたらすラジオの世界は、とても新鮮に感じられるかもしれません。みなさんもこれを機会にラジオの魅力に触れてみませんか。

 NIEの活動は、新聞を「読む」活動と共に、自分の体験を言葉にしてまとめ「書き」、新聞を発信の場としていくものです。自分の体験をまとめることの積み重ねは、生徒一人一人の未来の自分自身を支えていくのだと思っています。その思いと共に、本校のNIE活動をこれからも継続して行います。

(国語科:武藤希帆)