中1 京都新聞「声~若いこだま」に掲載

2019.2.14

 2月13日(水)の京都新聞朝刊「声~若いこだま」の欄に、中学1年生の豊田夏歩さんと山本翔大さんの投稿が掲載されました。12期生のNIEの取り組みとして、16人目と17人目の掲載となります。
今回は初めての投稿ということもあり、特にテーマは設けず、普段考えていることや興味を持っていることなどについて書きました。

■豊田夏歩さん
 豊田さんは身の回りの大人の言動を見つめ、その価値観は常に正しいとは限らないと感じ、大人へのメッセージを届けています。大人になると、自分が生きてきた中の基準で物事を見がちですが、ときにはその言動を見直し、子どもの視点に立った対応をとることも必要なのだと気づかされます。豊田さんが述べているように、大人も子どもも互いに正し合う姿勢を持つことが、より正しい言動につながるのではないでしょうか。 

■山本翔大さん
 「テストの点数が○○なら××。」どこの家庭にもありそうな会話です。山本さんはこのことを中学生らしい発想で受け止め、定期テストは不要だと述べています。テストに限らず、努力を積み重ねたときはその力を試したくなるものです。中学生という無限の可能性が広がるこの時期に、さまざまなことに挑戦して、自分の力を試したくなるほど夢中になれることを見つけてほしいと願います。 

 NIEの活動は、新聞を「読む」活動と共に、自分の体験を言葉にしてまとめ「書き」、新聞を発信の場としていくものです。自分の体験をまとめることの積み重ねは、生徒一人一人の未来の自分自身を支えていくのだと思っています。その思いと共に、本校のNIE活動をこれからも継続して行います。

(国語科:武藤希帆)