アテネ五輪サッカー元日本代表監督 山本昌邦氏来校!
2019.6.7
6月5日(水)に大塚製薬株式会社が行っている「エールキャラバン」のサポーターとして、アテネオリンピックサッカー元日本代表監督山本昌邦さんにご来校いただき講演会とサッカー部の指導をしていただきました。
山本さんには高校の部活動に所属する生徒約400人に向けて講演会と高校サッカー部の指導をしていただきました。
講演会では自身が指導された本田圭佑選手や、長友佑都選手などのエピソードの話に始まり、多くの言葉を生徒に問いかけられました。
「90分走れる選手が欲しいんじゃない。延長戦を含めれば120分走れる選手じゃなきゃ。」「3分しかない自分のボールというのはない。残りの87分で誰を輝かせたのかが重要なんだ」
「自分の最大限を出せ。君を応援してくれるおじいちゃんやおばあちゃんにとって勝敗は重要じゃない。最後まであきらめずに頑張っているのかが重要なんだよ」
「大事なことは成功することではない。成長することだ。成長することを目指すことは成功に近づいていくことだ」
最後に、アメリカンフットボール部の生徒の「日本一になるためにはどうしたらいいですか?」という質問に「まとまりが大切だ。前向きにまとまっていたら怖いものはない。最後の1秒までまとまれるかが重要だ。58人選手がいたら、58番目の選手が重要だ。58番目の選手がチームのために何ができるのか。何ができると考えているのか。私はそれを見ている。日本一になるということはそこだ。」と返答され、まさに、聞いている生徒たちの心を鷲掴みにしていました。
講演会の後、アイリスグラウンドで高校サッカー部の指導をしていただきました。「世界基準の練習するから覚悟して」と講演会で話されていた通り、山本さんも実演を交え、走り回り汗を流しながら、「そんなことしていたら他国の選手に駆られるぞ」ここでも本物の世界基準の言葉は生徒たちの心を突き刺していきました。生徒たちは「今日はきつかったし、正直怖かった。でも本物はすごい。」「いつもとはやはり違いました。集中していました」といった感想を話していました。最後はマネージャーを含む部員全員と握手をして取り組みは終えました。山本さんと過ごした時間は生徒たちにとって大切な時間になったと思います。
最後になりますが、この企画に講師の山本さん、大塚製薬株式会社様に多大なるご協力を頂きましたこと、感謝申し上げます。