高校 Global Leadership Program「ポーランド・ドイツピーススタディ」直前学習
2019.7.24
7月25日から8月1日の8日間、4名の本校高校生が、ポーランド・ドイツを旅して平和について考えるピーススタディ研修に参加します。この研修は、2016年度に本校創立10周年特別企画として実施したものを受け継ぎ、より内容を充実させたものです。
研修を直前に控えた7月22日・23日、最終の事前学習が行われました。これまでも、3回のランチ・ミーティングで、ドイツやポーランドの歴史について学んできましたが、今回の直前学習では2日間かけて、二つの大戦、東西冷戦、難民問題、パレスチナ問題などについて、ワークショップ形式を交えながら学びを深めました。
直前学習を終えた参加者たちは、それぞれ「4人でいくからこそ自分の感じたことを発信して深めます」「その土地の人と交流して歴史をどう受け止めているのかを知りたいです」「難民とどう関わっているかを学び、どういうことをしていかなければならないか考えたい」「深い学びにするために感情1つで終わらせず、しっかり考察したい」などと語ってくれました。
明日から始まる研修において、ホロコーストが戦争の悲惨さだけでなく、共生のあり方・人種問題・社会システムの問題など、現代につながる諸問題を提起していることを理解し、「人間とは」を自らに問い直し、社会のあり方を考える、という目標をチームで実践していきます。