全国高校教育模擬国連大会 参加

2019.8.20

8月7日(水)8日(木)、国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた第3回全国高校教育模擬国連大会(AJEMUN)に本校高校1年生GLコース、FTコースの計6名が参加しました。

模擬国連とは、参加者が国連加盟各国の大使となり、各国の利益を代表しながら、テーマについての提案文書を作成し、可決を目指す模擬会議です。参加者はペアを組み、割り当てられた国の大使となって、全国から集まった高校生たちと共に「国際移住と開発」について議論、交渉しました。本校の生徒は、インドネシア、ネパール、パナマの大使となりました。

初めて模擬国連に参加する生徒ばかりだったため、事前学習から一生懸命に協力しながら、各国の立場について調べ、ポジションペーパーをまとめました。実際の会議が始まっても、開会直後は、他国の大使のリードに応じる形で、各交渉グループに入って議論していました。しかし、徐々に会議に慣れるにしたがって、自ら手を挙げて発言したり、他国の大使に声をかけて交渉したりするなど、その場の議論に貢献しながら国益を実現しようとする姿が見られました。

他の模擬国連大会と同様、限られた時間の中で、各国が立場を表明し、国益が一致する点を探り、提案文書を作成して会議を通すという具体的な目標があるため、自然と各国間の交渉に身が入ります。また、提案文書を通すには、多くの国の大使から支持されるものを作らなければならないため、文字通り相手の立場から考えることになります。これらは決して簡単なものではありませんが、どのペアも自分たちの思考力を最大限に発揮しながら、健闘してくれました。

今後も、今回の生徒たちが中心となって、関西での模擬国連大会等にも参加して活躍してくれることを期待します。