高校 イオンワンパーセント・アジアユースリーダーズ in ベトナム【前半】

2019.8.20

 8月17日から8日間、ベトナムのハノイにて開催されているアジアユースリーダーズ事業に、グローバルクラス3年生の谷本愛菜美さん、土石川さやさん、1年生の阿部瑞希さんの3名が学校代表として参加しています。これはイオンワンパーセントの国際的に活躍する青少年を育成する事業に学校で応募し、日本代表の一員として参加が実現したプログラムです。アジア9カ国の代表の高校生105名が一堂に会し、開催国ベトナムの社会問題をテーマに視察や専門家によるレクチャーの後、ディスカッションし、解決策の協働プレゼンテーションを発表します。
 今年のテーマは「食と健康」です。プログラム初日オリエンテーションから国混合グループにわかれて自己紹介が、また午後は現地ヤクルトで「プロバイオティクスと健康」について英語でのレクチャーと質疑応答が行われました。早速アジアの生徒の英語力や自己アピール力に本校生徒も大いに衝撃を受けたようです。
 また翌日はベトナムのNguyen Do Huy教授から「ベトナムの栄養管理システム確立の取り組み」、政府農業省のDang Quy Nhan氏から「食習慣と健康」、食品会社THのLeu Nguyen Anh氏からTHの安全な食品に対する考え方などのレクチャーが行われました。中国語での講演では、事前に配布されていたイヤホンガイドを通して英語への通訳を聞いて理解していました。各レクチャーの後、質疑応答の時間があり、各国の生徒から自分たちのアイデアをまとめるために必要な内容を中心に、鋭い質問が出されていました。
 午後はAjinomoto Vietnamを訪問し、健康な食に対する取り組みについてのレクチャー、ヘルシーなベトナム食のcookingや博物館見学が行われました。とりわけcookingでは、国の違いや言語を超えて協力し合う事で皆非常に盛り上がっていました。「食と健康」の提案に繋がる学びやアジアの国々の生徒と意見交換をし、この後課題整理をし、いよいよチームディスカッションに取り組んでいきます。
 毎日価値観が変わるような貴重な体験を積み重ねている生徒たち。異なるバックグラウンドを持つ他のメンバーと、どのような提案を行うのかとても楽しみです。