硬式野球部 景山くんが滋賀県選抜チームの一員としてオーストラリア遠征に参加しました

2020.1.10

滋賀県選抜チームの一員としてオーストラリア遠征に参加
硬式野球部(2年)景山透唯君

 滋賀県高校野球連盟(梅本剛雄会長)は国際交流と高校野球のレベルアップなどを目的に県選抜チームを編成し、12月25日から30日までオーストラリアに遠征し、オーストラリア、クイーンズランド州選抜チーム等と試合を行いました。
 監督は元北大津高校の監督で県高野連・評議委員の宮崎裕也さん。2年生の選手18人は昨年約200人が参加した強化練習会や1年生大会、今秋の公式戦などの成績などを参考に各校1人を原則として招集されました。
 本校からは栗東西中出身で、本校では捕手兼投手で4番打者を務める三刀流の景山透唯くんがメンバーに選ばれました。
 景山くんは「試合などを通して、交流を深め、切磋琢磨しながらレベルアップを図りたい」と事前に意気込みを語りました。
 県高野連による選抜チームの海外派遣は2006年のミャンマー遠征以来、13年ぶり。一行は5試合をし、4勝1敗の好成績で30日無事に帰国しました。

景山君の参加文集

『プレイボールの精神と甲子園』
「Play ball!」という審判の宣言から、野球は始まります。オーストラリアでも同じでした。よく考えれば、この言葉は「ボールで遊べ」という命令形です。オーストラリアの選手はまさにプレイボールの精神で野球を楽しんでいるように感じました。
一方で滋賀県選抜チームの選手からも大いに刺激を受けました。はじめての選抜チームで不安もありましたが、徐々に打ち解けボールの待ち方やバットの角度など私の大好きな打撃について技術的な話もすることができました。その中で心に残っていることは「気持ちが体を動かす」というミーティングでの言葉です。日本には「甲子園」という目標があり、それに向かって全員で体と心の両方を鍛えるところが高校野球の面白さではないかと思いました。
この遠征では野球というスポーツを通じて、試合だけではなく食事や生活習慣などの文化の違いに触れることができました。異なる視点をもてたことであらためて自分のチームや家族への感謝の思いが湧きました。
短い期間でしたが、この遠征で学んだ多くのことを少しでもチームメイトに伝え、滋賀県選抜チームの一員として誇りをもって今後に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。