中高 世界まる見え交流会第9回 トルコとの交流を実施しました
2021.2.25
2月22日(月)放課後、コミュニティーサービスセンターにてトルコ・キャルターネアナドルリセセ(高校)とのオンライン交流会を行い28名のリツモリ中高生、15名のトルコ生徒が参加しました。今回は「環境」というトピックでプレゼンテーションとディスカッションを行いました。本校では生徒達がコロナ禍でも世界と繋がる機会を保障するために毎月1回の世界まる見え交流会を実施してきました。普段は異文化交流という日常にかかわる内容を交流しますが、今年度ラストとなる今回は、国を越えて環境について考える機会となりました。
トルコの生徒たちからは無計画な都市計画による環境汚染が深刻であることや、再生可能エネルギーの普及が喫緊の課題となっていることなどが紹介されました。また環境破壊を止めるための個人のアクションとして、食習慣を見直すという動きもあり、ビーガンやベジタリアンという選択肢を考えているとの生徒達もあり、「考えたことがあるか」との本校生徒への問いかけがされているグループも見られました。
本校生徒たちからはエキスパートカリキュラムで学ぶ中学2年生たちが各グループを代表してプレゼンテーションを行いました。SDGsに関わる取り組みついてや、エネルギー問題、また食問題としてフード・マイルズについての紹介がされました。
今回はGLコースの高校1年生が総合司会を、また1・2年生がグループのファシリテーションを務めました。様々な意見を調整するという役割の難しさから多くを学んだとの感想が寄せられました。オンラインでの国際交流でも学びは多くあります。次年度以降も積極的に挑戦をしてくれることを期待しています。
交流の様子はこちらから:https://youtu.be/3YTS_TDe_dI
≪生徒の振り返りより≫
・司会進行をしてみて、中々自分が思ってることを英語で表せないというところに結構ビッリしました!!普段の英語の授業や、ディスカッションとは違う司会者という立場から場を回さないといけない。この難しさに驚きました。
・今回はオンラインで海外の学生と交流するのは初めてで、する前は不安が沢山あったけど、実際やってみると、とても楽しくてオンラインでもこんなに充実した交流が出来るのだ!と気づきました。これからは、今回の経験をバネに自分に自信を持ってもっと様々な交流に参加していきたいです。
・自分たちの学校はSDGsを取り込んだ英語の授業があり、世界の問題を考える機会があるけども、トルコではそのような授業が無いことや個人で考えたこともないというのが驚きでした。尋問ではなく会話を大切に、5W1Hを大切にしていきたいです。英語を使って他国のことを知る、このような交流会にこれからも積極的に参加していきたいです。