日中高校生対話協働プログラム 第1回交流会を実施しました

2022.5.25

 5月24日、南京外国語学校の12名の生徒と本校高校生12名による第1回オンライン交流会を実施しました。今回の交流会は、国際交流基金で実施されている「日中高校生対話協働プログラム」に昨年度に引き続き採択され、8カ月間の長期協働プログラムの一貫での実施となります。生徒達は用意されていたオンラインでのミッションにグループごとに取り組む中で、朝ごはんや文房具など身近な話題で盛り上がりを見せていました。また、Language Tutoringのセッションでは双方に日本語、中国語を教え合う中で、新たな気づきや励まし合いが生まれる、温かい交流となりました。
 今年いっぱい交流を継続する彼らが、より深い交流へと繋げていってくれることと期待しています。

≪参加生徒の振り返りより≫

  • 今日一番の発見は自分から話しかけるには勇気がいるけれど、一度話しかけたら一瞬一瞬が楽しくて有意義な時間になるということです。なぜかというと、この中国の方との交流会は私にとって大きな挑戦で、初めて友達と一緒ではなく一人で参加しました。そのため周りの方々は初対面の方だらけで、友達と一緒という安心感はありませんでした。しかし、同じグループだった先輩方も優しく接してくださり、中国の方も積極的に話をしてくれて楽しかったです。このちょっとの勇気を持つことで将来の選択が変わってくるんだなぁと、とても実感しました!!」
  •  今回の交流では、もともとお互いが前のメンバーからの引き継ぎだったので、とても積極的にディスカッションに参加できました。主な気づきは日本語・中国語を教えあっているときで、私たちは主に日本の若者言葉を教えましたが、「草」という言葉とか、「気まZ」とかを知っていたのでとても驚きました。しかも認知度は日本より上で、若者だけでなく親世代も知っていて使うとのことでした。また、中国の言葉を教えてもらう際には、中国の言葉の語源は日本語からきているのだと知り、驚きと同時に少し嬉しかったです。