高3 高大院連携講座 サイエンスAPI『生命科学部ミニレクチャー&探究特別指導』

2022.6.24

高校3年GLsコース(理系43名)を対象としたサイエンスAPI・II授業は、本校の教育活動の骨子でもある中高大院連携を担う特色ある講座の一つです。
サイエンスAPIでは主として、理系学部が多くある立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)の大学施設を視察し、さらに5学部(理工・情報理工・生命科学・薬・スポ健)の研究室と生徒自らが直接連携することで、大学での学びを先行して取り入れることを目指しています。

 6月23日(木)、生命科学部との特別連携を実施しました。
前半は副学部長の武田陽一先生より、学部の紹介と、生命科学部に入るとどういう研究ができるのか、レクチャーいただきました。さらに、「探究とは、自分自身で分からないことを突き詰めていくこと」「役に立つ研究をしようと思わず、面白いことを自分で探して、研究をして欲しい」といった、課題研究を進める上で大切なマインドについてもメッセージをいただきました。
 後半は、武田先生の他にも若山守学部長をはじめとする4名の先生方にお越しいただき、研究グループごとに分かれての研究相談会を実施しました。なかなか実施できないこの機会に、生徒たちは積極的に先生方に質問し、アドバイスを貰っていました。お越しいただいたどの先生方も、生徒の視点に立って丁寧にアドバイスをしてくださり、生徒にとっては大変実りのある時間になったと思います。
 今回のミニレクチャーや相談会を通じて、生命科学部のイメージが明確化したのではないでしょうか。また、相談会を通じて、今後も個別に連携を続ける研究グループも現れました。
 このような連携を通じて探究がさらに深まり、生徒たちの成長に繋がることを期待しています。