滋賀医科大学にてSSH高大連携講座「第2回医療基礎セミナー」が行われました

2022.8.25

 8月23日(火)に滋賀医科大学において今年度2回目の医療基礎セミナーが行われ、午前中は平田多佳子先生、午後から相見良成先生に講義いただきました。

 午前中のテーマは「炎症と病気」について。私たちが身近に使用している抗炎症剤の歴史と効果、最新の研究について、いくつかの例や質問を交えながらとてもわかりやすく解説していただきました。

 午後からは相見先生による「組織学」の入門講座でした。組織学の研究方法とその過程について、ハンバーガーを例に用いて全員で考えながら進んでいく講座でした。

 講義の中で平田先生、相見先生が強調していらしたのは、「常に相手の気持ちを考えること」「なぜそうなるのか、人から教えてもらうのではなく自分の頭で考えること」「考えたことを自分の言葉で表現すること」の大切さです。なぜそれを学ぶのか、それをどう活かすのか。手順や構造を明らかにしていく過程で、物事を批判的に検証していくことがいかに重要か。良い医療人になるためだけでなく、良い大人・良い社会人になるための真髄に触れるメッセージに、生徒も真剣に耳を傾けていました。

 講座の締めくくりに滋賀医科大学のメディカルミュージアムを見学しました。今年度は高2FTコース生全員で夏休みに体験したことをもとに新聞制作に挑戦します。今回の医療基礎セミナーの記事をオリジナリティあふれるものにしようと、ミュージアムで相見先生に熱心に質問する生徒の姿が印象的でした。