演劇同好会にて演劇ワークショップが開催されました

2022.8.25

 8月9日(火)に演劇同好会にて演劇ワークショップが開催されました。

 講師としてお招きしたのは、関西を拠点に役者として活躍されている大路絢かさん。
午前中は「自分の思う良い役者・演技とはどのようなものか?」について考えることに始まり、役者としての体作りや、呼吸・発声の理論的なレクチャーなど、演劇の基礎を見つめ直す稽古が展開されました。

 午後からは、3人一チームに分かれ、「スタニスラフスキーシステム」と呼ばれる演劇メソッドと実際の台本をもとに、演劇の一シーンを作り上げる時間となりました。

 登場人物のキャラクターや舞台となる場所・時間、その人物の「目的は何か?」、その目的達成のために「どのような行動を起こすのか?」、その行動の「障害となるものは何か?」等、「9つの質問」と呼ばれる問いに取り組みながら、シーン作りに励む生徒の姿が印象的でした。

 「面白い演劇を作り上げるためには、まず自分のことを理解することが大切だ」という大路さんからのお話は、多くの同好会員の胸に響いたことと思います。

 演劇同好会の今後の作品に、是非ともご期待ください。