高校日本文化研究部 匂い袋づくり体験を実施しました

2022.11.8

日本文化研究部は日本文化体験の一つとして、奈良時代から伝わる「匂い袋」を制作するため、京都の「かほりの店 明日香」を訪問しました。匂い袋は香りを楽しむほか、魔除けや防虫などさまざまな用途に使われてきた日本の伝統的な工芸品です。香りのよい数種類の漢方薬を刻みや粉末にして調合し、布袋に詰めます。
今回は、白檀(びゃくだん)、桂皮(けいひ)、丁子(ちょうじ)、甘松(かんしょう)、龍脳(りゅうのう)といった漢方薬を調合しました。また、布袋を閉じる際の飾り紐には、「心を癒す」「ひらめきアップ」「幸せを招く」などの意味合いがあり、それぞれ自分にあったものを選びました。
慣れない作業に苦戦する場面も見られましたが、グループで協力しながら完成することができました。