高3 国際協力で「グラレコ」を学びました

2023.6.7

 高3文系必修「国際協力」という授業で、NPO法人山科醍醐こどものひろばの、ファシリテーショングラフィッカー三宅正太氏をお招きして、グラフィックレコーディングについて学びました。
 グラフィックレコーディング(通称グラレコ)は、コミュニケーションを可視化する手法の1つです。たとえば、何か社会課題を解決するためにグループ討議をすると、その議論が進むにつれて、「そもそも何の話をしてたっけ?」というようなことはありませんか?そういった状況を改善するため、その場の議論をグラフィックや文字を用いてリアルタイムで記録し、「可視化」していきます。そうすることで、スムーズな議論が展開され、その場のコミュニケーションも円滑に進むということです。また、異年齢・異文化間の交流(小さな子どもや、日本語が得意ではない方)においても、グラフィックを使うことは有効な手段となります。
 絵の得意な生徒も苦手な生徒もいますが、まずはグラレコを「体感してみる」「やってみる」ということを重視して行いました。今後、探究活動において自分のアクションプランを実現していく中で、このグラレコの手法は活用していくことができると思います。ぜひ、一人でも多くの生徒が自分の「武器」にして、社会課題解決に挑んでほしいです。