高校日本文化研究部 花の甲子園2023地区大会に出場しました

2023.8.21

 日本文化研究部は、日本文化の一つとして日頃より華道を学んでいます。その成果を発表すべく、7月29日に開催されました「Ikenobo花の甲子園2023」地区大会に出場しました。1つの学校からエントリーできるのは1チーム。今年度は、2年生藤井理乃さん、新宮涼音さん、村瀬稚奈さんのチーム「星月夜」が出場しました。
 2023年花の甲子園の発表課題は「伝統」。この言葉から各校さまざまにイメージを膨らませ、当日配布された指定花材を1人1作品ずつ生けます。持ち込み花材は1種類、自由花器も1種類持ち込みが許されており、課題に合わせた創意工夫が求められます。また、30分間のいけこみのあとは、各チーム3分間の作品解説を行い、作品の趣旨についてアピールしていきます。
 本校は、対面での出場は初めてとなるため戸惑う場面もありましたが、いけこみ・解説ともに堂々と日頃の成果を発揮することができ、素晴らしい経験を積むことができました。

【作品解説より(一部抜粋)】
「夏の夜のように今生きているこの時間は一瞬で、その中で自分や希望を見失って、不安になってしまうことはたくさんあります。しかし、日々を過ごす中でゆっくりとそれを見つけていけたらいいと思うし、もし見つけられなくて、月がない夜空のような気持ちになってしまっても、星のような小さい幸せをたくさん見つけていけたら、“星月夜”のような明るい空になれると思うんです。これからも私たちは日本文化研究部で伝統を学び、日本文化を守っていきたいと思います。」