高1 GLオリエンテーションを行いました
2024.4.26
4/19(金)・20(土)の2日間、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)にて、GLコース高校1年生のオリエンテーションを行いました。
1日目は、高校2年生のファシリテーションにより、グループに分かれてワードウルフや謎解きをはじめとするアイスブレイク活動に取り組みました。入学間もない1年生の緊張がほぐれていく様子が伝わってきました。その後、立命館大学グローバル教養学部(GLA)の学部長・副学部長から直々の熱いメッセージや、2年生の先輩からGLコースでの体験を聴き、今後の目標を立てる1年生の真剣な表情も印象的でした。
2日目は、高校3年生がファシリテーターを務め、GLAの学生も各グループにゲストとして参加してくれました。前半は、ネゴシエーション(交渉)ゲームで盛り上がり、後半以降は大学生のアドバイスも受けながら起業のプレゼンテーションをグループで行いました。最後はGLコース生の3年間をすごろくにしたゲームを通してアドバイスを受けることもできました。1日目とは違い、GLAの学生は様々なバックグラウンドを持っておられるため、やりとりにも英語が必要だったり、少し遠い未来や多様な経験について教えてもらっても、まだイメージが浮かばず戸惑いや困惑を感じた1年生の生徒も少なくなかったはずです。それと同時に、他者との交流を通じ、新たな自分に出会う刺激的な機会となったのではないでしょうか。
《生徒の感想をいくつか紹介します》
〇高校に入学してまだ間もないので、学業に関する面や、人間関係に関する面で不安に思うことも多かったけど、オリエンテーション1日目で同じクラスの数人と様々なゲームを通して仲を深められたと思う。また、まだ高校に入ったばかりでGLコースの仕組みやテスト、留学の制度についてあまり知識をもてていなかったけど、2年生の先輩方の話を聞いて、立守のガイダンスやホームページなどではわからなかった物事の詳細について知ることができたので、それらはとても役に立ったと思う。今回のオリエンテーション1日目通して、高校入学前に不安に思っていた友達、学業などの面でとても良い一日になったと思う。来年このような機会があれば、次は先輩の立場として、後輩の不安を取り除けるようなオリエンテーションにしたいと思った。
〇今日のGLオリエンテーションを受けて感じたことは主に二つです。
一つは、先輩方の話を聞いていて感じた、1年生の過ごし方です。それは、2、3年生よりも勉強が簡単でかつ、時間が比較的ある1年生のうちに、多くの課外活動に参加するべきだということです。今回、4人の先輩方に課外学習のことをお伺いしました。皆さんのおっしゃっていることはもちろん個人によって違うのですが、多くの課外学習をしてきたことに関しては良い体験だったと皆さんがおっしゃっていました。なので私も、1年生のうちに課外学習を経験するべきだなと感じました。
その課外学習の中で、一番気になったのは模擬国連です。先輩の話によると、どこかの国の国連大使になりきって自分の国が有利になるように話を他の国の国連大使の人とするというものだそうです。私はかなり前から地政学に興味を持って調べてきたりしており、それが活かせるのではないかなと感じました。
二つ目は、立命館大学茨木キャンパスの雰囲気です。もしかしたら3年後、このキャンパスに来ているのかもしれないと思うとなんだか不思議な気持ちになりました。このキャンパスの建物は自分が想像していたよりもかなり大きく憧れを感じました。
〇2日目は、昨日と同じく1テーブルごとに立命館守山の先輩がいると思っていると、大学生の人で驚きました。しかも、基本英語で話すので、リスニング力を高める必要があると感じました。伝えようとはしてくれているけれど、それを単語ごとにしか聞き取れず、あまりコミュニケーションが進まないと感じさせられた場面も多々ありました。英語の討論では、原稿がないという状況から自分で英語の文法を作りながら意見をいう体験をし、難しかったけど結構自分で英文を完成させる練習になったと思います。企業プレゼンはモットーを考えることが難しかったです。また、すごろくではただの人生ゲームでなく、様々な仕掛けが見られ、グループ内の距離が縮まったのではないかと思います。2日目は7,8組合同だったので、他のGL生とも話す機会があり、そこが一番良かったところだと思いました。GLミッションとしてわざわざ大阪まで出向いてくれた3年生、大学生の皆さん、ありがとうございました。私はこの経験を活かし、GLミッションに参加する際に利用していこうと考えています。