「デジタル保健室」および「メタバースや生成AIの活用実践」に関する実践が文部科学大臣賞(地域部門)を受賞しました

2024.12.16

 本校が取り組む「デジタル保健室」および「メタバースや生成AIの活用」に関する実践事例が、日本教育情報化振興会主催のICT夢コンテスト2024において、文部科学大臣賞(地域部門)を受賞しました。
 この取り組みは、本校養護教諭の山村和恵先生、英語科教諭の山内優馬先生、一般社団法人インパクトラボ代表の上田隼也氏、理事の戸簾隼人氏が共同で実施したものです。

 本実践では、対面でのコミュニケーションや従来型の交流が苦手な生徒に対して、新たなコミュニケーション手段や機会を提供することを目指しています。実際に保健室への来室に抵抗を感じる生徒からは「どこからでも気軽にアクセスできるツールでコミュニケーションが取れることにとても助けられている」といった声が寄せられています。

 メタバースや生成AIを活用した新たなコミュニケーションのあり方は、デジタル保健室の利用にとどまらず、すべての生徒が新しい挑戦に踏み出すきっかけとなる可能性を秘めています。本校では、メタバースを用いた教員研修やワークショップも実施し、その活用方法を幅広く検討しています。

 この実践は、多くの本校生徒や卒業生の参加・協力を得て実現したものです。今後、さらなる発展と広がりが期待されます。
【企画担当】
高校3年 長田 快さん
卒業生 久野 旭洋さん
    窪田 吉之助さん
    山本 翔大さん

【技術担当】
卒業生 中井 勇希さん
    戸簾 隼人さん

【コラボレーター】
高校1年 大黒 美夜さん
高校2年 鶴岡 萌子さん
高校3年 古田 夕葵さん
高校3年 石原 栞さん
中学3年生 桂田 真幸さん
中学3年生 伊藤 明咲さん

【協力企業・団体】
一般社団法人 インパクトラボ
東京書籍株式会社
守山市

改めて、協力・参加してくれた生徒・卒業生のみなさん、ありがとうございます。