中高 アメリカ・教育提携校からの学校訪問を受け入れました
2025.6.17
6月11日から16日、本校の教育提携校であるアメリカ・ミシガン州のトロイ学区より、アテンス高校・トロイ高校で日本語を学ぶ12名が本校を訪れ、中高での交流授業や日本文化体験及びホームステイを行いました。本校とはコロナ禍よりオンライン交流プログラムのShiga Michigan Assembly Project for Youthを継続してきた学校で、今回が初めての学校訪問となります。梅雨の中での訪問でしたが、天候にも恵まれ笑顔が溢れる活気ある交流の機会となりました。
生徒たちは交流授業に積極的に取り組み、和やかな雰囲気で会話が弾む様子が見られました。TD(シンキングデザイン)や体育の授業、またホームルーム体験では、日米関係なく議論したり、本校生徒たちがサポートしたりする姿もあり、国境を超えた協働学習の貴重な機会となりました。中学日本文化研究部によるお茶会体験では、厳かな雰囲気の中、点てたお茶を頂きながら、一期一会の意味や、お作法など日本文化について学びました。
13日にはミシガンが滋賀の姉妹都市でもあることから、滋賀県にもご協力頂き、県内のフィールドワークを実施。滋賀について伝えることをミッションにホスト生徒たちがバディとなって同行しました。滋賀を代表する企業のテーマパークのラ コリーナ近江八幡の視察後、貴重な自然環境を地域で守られている近江八幡の西の湖で、ヨシ群落保全活動についてのお話をお聞きしたり、内湖にある島である権座に渡り田んぼや漁業などを見学したり、地域経済と自然との共生について学びました。その後船で渡った沖島では、日本で唯一淡水湖上にある島の学校である沖島小学校にも訪問させて頂きました。全ての内容が本校生徒にとっても初めて知る学びが多く、アメリカの生徒とともに実り多いフィールドワークとなりました。
また、最終日のホストファミリーとのお別れの際は、別れを惜しみ再会を約束する様子も見られました。本プログラムを実施するにあたり、短い期間の中で精一杯温かく迎えて頂いたホストファミリーの皆様、またフィールドワークにご協力頂いた滋賀県はじめ関係の皆様に感謝申し上げます。今後も友情を深めてほしいと願うと同時に、本校のミシガンとの交流事業を継続していきます。