高校SSH 令和7年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会

2025.9.1

8月6日(火)、7日(水)の2日間にわたり、神戸国際展示場にて「令和7年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会」が開催されました。全国のSSH校から数千名の生徒が集まり、先進的な研究成果を発表し合い、意見交換を行う貴重な機会となりました。

 本校からは、3年生の竹田瑚菜さん、竹村心晴さん、山本結愛さんの3名が参加し、「規格外作物を活用したバイオプラスチックの可能性」というテーマで発表を行いました。本研究は、2年前の卒業生が取り組んでいたバイオプラスチック研究を引き継ぎ、さらに発展させ、実用化に向けた新たな可能性を探るものです。短い準備期間ながらも、3名は熱心に実験と考察を重ね、研究内容を堂々と発表しました。

 分野ごとの表彰には届きませんでしたが、参加した3人は「20回近いプレゼンを通じて相手を惹きつける伝え方を考えられた」「全国の高校生の研究姿勢に刺激を受けた」と語っており、今回の発表の経験が成長の糧となったようです。
 また、「研究を通じて得られた課題を一つずつ解決していきたい」「企業や大学と連携し、商品化にも挑戦してみたい」といった前向きな感想も述べてくれました。

 全国規模の舞台で研究を発表することは、かけがえのない経験です。竹田さん、竹村さん、山本さんの3名が、この機会を糧にさらに探究を深め、今後どのように研究を発展させていくのか、大いに期待されます。